今日の読書
妻が、イタリアにしばらく住んでいたせいもあってか、時々イタリアの本が無性に知りたくなる。
そんな場所はいくらでもあるのだが、妻が知っていて自分が知らない場所があるってのもなんとなく悔しいから、こっそりとこんな本を読んでは気を紛らわせています。
こんな小さな本からでも、文化や生活の匂いを知ることができるなんて、本って実にいいものだとも思う。
ああ、行ってみたいなぁ、イタリア。
あずまきよひこ氏は、なんでもない日常生活の中にひっそり落ちている「おかしさ」をきちんと見つけて、ちょっと味付けをするのがとても上手い。
なんというか、このにじみ出るおかしさは、ほかの漫画には無いと思う。
全体から感じられる、夏の匂いもいいんだよなぁ。