「大神」プレイ終了。

総プレイ時間は40時間ちょっと。
本当に絵本を読むような、あるいは箱庭で遊ぶような気持ちでプレイさせてもらいました。これも、きっとプレイステーション2では一つの頂点とも言えるゲームなんでしょうね。ゲーム全体を見回してみても、一、二位を争うぐらいだと思います、個人的には。
良質のお話、演出、そしてストレスの無いアクション、脇道にそれたくなるような仕掛けも数多く、ついつい時間を忘れてのめりこみました。
とはいえ、実時間では一月半以上かかった訳なのですが。


それにしても、グラフィックの独創性と美しさは筆舌に尽くしがたい。
まるで実写の如きCGが氾濫する中、トゥーンレンダリングとも一味違う日本画のような3DCGというのは衝撃的でした。
お話自体も、日本神話をベースに誰でも知っているような御伽噺をうまく絡めて、なんとなく親しみやすい、それでいて新しいお話になってる、ってのがなかなか良かったですな。結構どんでん返しもありましたし。
正直、最後の展開は泣けて仕方なかったです。


しかし、こんな良作が売れていないってのもおかしな話です。
結局はマーケティングとかそのあたりの話になるのかもしれませんが、本当に惜しい。