余裕が。

修羅場だ。仕事が。
本当は昨日から会議室にただ一人、篭りっきりで仕事をしている。やってることは夏季賞与、つまるところはボーナスの計算。
はっきり言っておこう。僕は『算数』すら苦手だ。僕に計算をさせるなどということはなんとも愚かなことだと思いたいのだが、そうもいかない。会議室に篭るのも、もたもた計算をしているところを悟られないようにするため、というのもあるにはある。
本当は今日で計算を終え、酒でも飲みにいこうかー、などと気楽に考えていたのだがそうもいきそうにない。
ここは気分一新、明日も引きこもることにして、そこそこで仕事を終えることにしよう。
しばらく数字は見たくない。